2022年春茶 ダージリン発売

文:GANESH /写真:SorAsha

8月22日、2022年春茶 新茶の紅茶 ダージリン・リーフティーが発売になりました。

 

新茶の紅茶 ダージリン・リーフティー

農園名  CASTLETON(キャッスルトン)
品質   FTGFOP1(CH)
INVOICE No. DJ69

商品ページ→https://www.ganesh.co.jp/item/46/

目に爽やかな梅幸茶色の茶葉が混じる春茶らしい仕上がりです。

敢えて撚り(より)を抑えて加工されています。

こういう紅茶はゆっくりじっくり味を引き出してあげるのが美味しくいただくコツ。
蒸らし時間はぜひ 7分以上 とってください。

冷めてからの後口にはとろりと緑茶にも似た甘みが。
草原を吹く柔らかな春の風を想起する一品です。

 

そうそう、「冷めてからの後口」で思い出しました。

わたし、ガネッシュの紅茶は、冷めてからが美味しい、と思います。

もちろん、メガネが曇りまつ毛の先に滴がつくような熱々を、フーフーし、絶え間なく形を変える湯気を目で追いながら少しずつ少しずつすするのも、好き。
でもこの段階では熱すぎて味はあんまりわからないのが正直なところ。
カップから立ち上る蒸気を鼻腔いっぱいに吸い込み(やけど注意!)、香りが脳を刺激する感覚をたのしみましょう。

熱々の湯気がおさまって、茶液の温度が70度を下回り(できれば60度くらいになって)、まだ十分あたたかいながらも舌を火傷せず口にたっぷり含めるようになったら、ゆっくりその旨みを味わうことが可能になります。
茶液を口の中でまんべんなく転がして、しっかり味わってからこくん。はぁ〜至福。

さておしゃべりに花が咲いて、あるいはちょっと本に熱中してしまい、気付いたらカップのお茶が室温に。。。
「冷めきった紅茶」という言葉にはなんだかアンニュイな雰囲気を感じます。
が、ここがガネッシュの紅茶のすごいところ。美味しいんだなぁ、この段階の、すっかり冷めきった紅茶が。

 

なぜ冷めてからも美味しいの?としばしばお尋ねいただきます。

ダージリン最高品質FTGFOP1だから、アッサム最高品質BOPだから、ではありません。
なぜなら、同じ最高品質の茶葉でも、(熱々は飲めるけど)冷めたときになんの魅力もなくなってしまう紅茶はたくさんあるんですもの。

だから答えは「ティー・テイスティング」の一言です。冷めても美味しい、そういうお茶を選んでいるのです。

熱々から室温まで、時間を気にせず、そのときどきの美味しさをゆっくり味わってください。

ちなみにガネッシュティールームでは

水  245ml
茶葉DJ69  1.6g(小さじ1.2杯)
蒸らし時間  7分

というレシピでお淹れします。

Instagram
(ガネッシュ本社) https://www.instagram.com/ganeshcoltd/
(ガネッシュティールーム) https://www.instagram.com/ganesh_tea_room/

ご自宅で淹れていただく場合にも、この2022年春茶 新茶の紅茶 ダージリン・リーフティーDJ69については、最低7分、できればそれ以上置いてじっくり旨みを引き出してあげることをお勧めします。

素敵なティータイムをお過ごしいただけますように。