インド紅茶研修(夏期編)No.3

ダージリンへ向かう飛行機を待っている間に、昨日オークション会場で一緒だった方に声を掛けられました。おしゃべりと記念撮影。こういった出会いが旅の醍醐味!です。

コルカタ空港。とても日差しが強いので窓はちょっとスモークが入っています。空港の中は冷房で冷え冷え、外に出ると一瞬で灼熱の世界!しかも飛行機に乗るにはバスで移動するので痛い日差しにさらされる事になります。

ここで一つインドに行く際のコツを。インド国内線は総じて飛行機の中も強烈に冷えています。というか全てのエアコン付きの乗り物は強烈に冷やしてあります。現地の人は半袖で快適そうなのですが、日本人の場合は温度差で体調を崩してしまいそうになるので、インド移動の際は羽織れる物を1つ準備しておくと快適な旅になります♪

さて、コルカタからバグドグラ(ダージリンの最寄り空港)までの1時間の短いフライトを終え、そこからはダージリンまでの長い車旅です。ダージリン市街地は標高2000mを越える山地にあるため、地上が40℃の灼熱でも夜になれば20℃を切る温度になります。(実は昼は直射日光が有るので日光は結構暑いです。ただ、その代わり一日の内数時間は霧がかかる天気になるので、急に涼しかったり……と目まぐるしく環境が変わります)

バグドグラの幹線道路。かなりボコボコですが、これでも相当「良い」道です。山間部に入ると一車線の相互通行道路、しかもガードレール無し、という所が沢山あり、すぐに渋滞が起きます。すれ違う時はどうしてもドキドキします(笑)

下校中の学生。ダージリンはネパールと国境を接しているためチベット系の人々が多く、日本人と非常に近い(というか話してみるまでよく分からない、というケースも多数)雰囲気を持った人が多くいます。ちなみにダージリンには世界各国から留学生が訪れる為か、制服等はかなりモダンでした。

典型的なダージリンの天気。皆様がよく目にするダージリンの写真はこういった物ではないでしょうか。実は4月に行った際にはかなり寒く(夜間は5℃!まで気温が下がったりします)「なんでイギリス人はわざわざこんな寒い所に住みたがったんだ……!!」なんて思ったものですが、5月終わりに来てやっとその理由が分かりました。標高1500m、20℃くらいの温度です。コルカタから比べると本当に天国に来たかの如く感じられます。

みんなでお買い物の所を1枚。心なしか、インドの方々はどこに出かける時も何人かで行く事が多い気がします。近年全てが個人化している日本とは対照的です。

ホテル近くのレストランにて。まるで冬の格好ですが、ダージリンは夜になるとこれでもひやっとするくらいに寒くなります。まさに避暑地です。というか慣れないとかなりの確率で風邪をひきます(笑)。

 

                       ABE YUHO 記