ニルギリ茶園研修レポートNo.5

さて、大きく横道に逸れてしまいましたが、本命のお茶の話に戻りましょう。
次に訪れたのはクーヌールのティーオークションセンターです。

ここでは丁度オークションが行われており、幸運にもその開催中の会場に入って撮影をすることができました。

_
_
議長さんの真後ろから。2010年からこちらのオークションセンターでも全てのオークションが電子化されています。その効果で直接会場に来なくてもオークション参加が可能になった為、多くの参加者が遠隔地からアクセスしているとのこと。

PCの画面に数々の情報が表示され、2分に1品ずつ落札されていきます。バイヤーの方は本社と電話連絡を取りながらオークションを進めていきます。

取扱量などが掲示板に貼られています。この辺りはまだ伝統的な光景が残っています。古いシステムと新しいシステムが混在している様子が面白いです。

案内をしてくれたオークションセンターの副所長さんと記念写真をパチリ。この日のクーヌールは暖かくて非常に過ごしやすく、リゾート地という感じでした。ちなみにこのクーヌールも高度1500m程度の高地です。

この日は丁度ニルギリのバイヤー向けの高級茶専門のティーテイスティングセッションが行われていました。ニルギリティーのクオリティーシーズンは大体12月~1月で、高級茶はこの時期にまとめてティスティングするとのこと。

このように伝統的な方式でティーティスティングをしています。これは全てSFTGFOP1です。

この日は紅茶だけではなく、白茶、果ては緑茶なども取り扱われていました。「日本にもハイクオリティーブランドとして宣伝したいのだけど」とはティーオークションセンター会長さんの弁。
その後、会長さんとお話させて頂いたのですが「お前の所はガネーシャを看板にしているのか!それは素晴らしいことだ!ならばニルギリのお茶も是非扱ってくれ!すぐにコネクションを作るから!」ということで大歓迎(?)を受けました。何度も「今回は視察に来ただけだから!」という事を説明したのですが、理解して頂くまで結構苦労しました(笑)

ニルギリ報告まだまだ続きます。

                       YUHO ABE記