ニルギリ茶園研修レポートNo.4

さて、しっかり茶園を見学した後はムンナールを離れクーヌール(KOONOOR)へと250キロ弱の車旅
……だったのですが、道の悪さとインドの交通事情、そして極端なアップダウン(標高1500mからのでこぼこ道を一気に下り、そしてまた1500mへと急上昇……)そして何より強烈な気温の変化。朝起きると10℃、そこから山を下ると35℃、そしてまた山を登ると15℃になります。身体に強烈に響く移動でした(苦笑)ちなみに到着まで10時間かかりました。日本からシンガポールより遠いとは……

道中の風景が非常に見事だったので、その中から何枚かを紹介させて頂きます。

見事に車酔いしてかなり苦しい状態でした。綺麗な景色には癒やされますがいやいや、本当に凄いアップダウンとくねくね道でした……!
ちなみにインドのドライバーはかなりアグレッシブ!に運転するので、たまーに崖や溝に車が突っ込んでいたりして、心臓の鼓動が3割ぐらいアップします(笑)

輸送に便利なせいか一般道の近くに茶園、という風景がよく見られます。自然の造形と相まって非常に見事な光景です。この光景を見るだけでもインドに行く価値は十分にあり!という感じです。

山を下ると一転、アフリカのサバンナのような光景と埃の舞う砂の土地が広がります。

チャイ屋さんで一服、1杯10Rsでした。
30℃を越す中でのチャイは温かい飲み物というより栄養補給+汗を出して涼しくなる為の飲み物だったりします。扇風機があると尚良しですが(笑)。

※どうでも良い話。
インドは場所による物価差が強烈です。
市場など路上での物価とホテルでの物価は国が変わったかのような金額差が生まれます。
例えば皆さんもよくご存じのペプシコーラ。市場では大体20Rs/500mlが相場なのですが、ホテルに行くとコップで一杯200Rs(大体300ml缶をそのまま移しているケースが多い)という、10倍以上の物価差が当たり前です。
ということで、インドでは喉が乾いたら散歩がてら外に……、というのがお財布には優しいです。ただ、外で軽食でも……、なんて思った際には胃がインドに慣れておかないとお腹がスクランブル状態になる可能性大ですのでご注意を!ちなみに私が一度お腹を壊した時には日本の薬では全く効果がありませんでした(笑)

シヴァ神の誕生日が近かったせいか各地でお祭りやご神体の奉納が行われていました。このように皆さんで御輿をかついで道路を練り歩いて寺院に奉納をしに行きます。

南インドにはココナッツの実が取れる椰子の木がいっぱい有ります。あとスイカが大量!にあります。路上でよく量り売りをしているのでスイカ好きにはたまらない場所です♪

ニルギリ報告まだまだ続きます。

                       YUHO ABE記