ユウホの紅茶四方山話 ダージリン茶園見学6

さて、そうこうしている間に、ダージリンを発つ日になってしまいました。

道中、バグドグラに程近いテライの農園を抜けたので、その途中で写真をパチリ。

テライという地域はダージリンからも近いのですが、標高が低く、非常に暑い上、完全な平地で非常に日差しも強いために、アッサムのようにシェイドツリーという茶樹に対しての強い日差しを避けるための木が所々に植えてあります(写真に見える大きな木がシェイドツリーです)

↓このように非常に平坦な土地になっています。

↓先の写真の通り、ダージリンの農園では茶樹の高さも、生えている場所もまちまちでしたが、テライの農園ではこのように茶樹の高さ、間隔などが管理されています。

今回は通るだけになってしまったテライの農園ですが、次はしっかりと訪れてみたいな、と思わせる一幕でした。

 さて、長々と、横道に逸れながら綴ってしまった今回のダージリンの旅ですが、やはりダージリンには多大な魅力があるな、と再認識致しました。今回、ダージリンの工場、農場を訪れて、お茶に関わるそれぞれの人々が様々な工夫や考えをもってお茶を摘み、加工し、出荷し、その収入によって生活している、という、紅茶の『生きる』様子を見られたことは私にとって大きな収穫でした。そんな、多大な人々の想いの詰まった『生きる』紅茶に私自身が関われているという事実に、深く感謝をすると共に、もっと紅茶、そして人生のことについて深く考えたくなる、そんな旅になりました。

 今回、写真を多数撮影しましたが、やはり写真では伝えきれない魅力が茶園、工場、その他ダージリンの各所に散らばっています。もしこの稚拙な写真、記事にて紅茶のできる様子に興味を持って頂ける方がいらっしゃれば、是非インド、特にダージリンを一度訪れてみて頂ければ、と思います。

 それでは、また!