阿部耕也の紅茶日記
2008年にあたって

2008年を迎えたと思っておりましたらあっという間に1ヶ月が過ぎ、早3ヶ月が過ぎようとしております。
昨年は食品業界老舗の品質表示偽装で食品業界に留まらず、大きな社会問題となりました。その振動は今年に入っても食品にまつわる諸問題に移り、全国各地へ果ては海を越えて、問題の拡大が止まらない状況です。こうした食環境の中で私達の健康は知らず知らずの内に蝕まれているのではないでしょうか?
何を信じれば良いのか?ホトホト困ってしまいます。
私共では紅茶の保証書を通じ、毎回毎回新茶の紅茶の新鮮さの裏付けを細やかにお伝えしてまいりましたが、これに加えて食品の本来あるべき姿を『原材料をはじめ全ての行程を隠さず積極的にどなたへもお見せする姿勢を持つ』ことと『関連する正規書類の開示をすべき』と表明してまいりました。
しかし未だに私共の表示方法を真似しては頂けないのが現状です。
今後は紅茶界だけに留まらず、私共の保証書やHP上での開示や原料の紅茶と関連書類をいつでもどなた様にでもご覧頂く姿勢が食品界において基準になることを願っております。

2008年が皆様と共に健やかに過ごせます事を祈っております。