阿部耕也の紅茶日記
2007年夏茶

新茶の紅茶2007年夏茶も皆様の手元に行きわたっていると思われますが、感想はいかがでしょうか?

ダージリンティーはBALASUNとSANGMAの2農園ですが今年の夏茶はセカンドフラッシュティーの特徴がとても明確に出ています。
強い味と濃い水色、春茶の青々しい淡い味、香りと比べますと、その違いが良くわかります。
さて、このダージリン夏茶ですがお勧めの入れ方は「こんなに量が少なくて大丈夫かしら?」と思われるくらいの茶葉の量(1杯分を200ccとして沸騰させたお湯に小さじ3分の2弱)でまず立ててみて下さい。その際には是非茶帽子をかぶせて保温してください。茶帽子が無い時はタオルで包んであげればいいと思います。
台湾の烏龍茶『東方美人』(オリエンタルビューティー)の最上級茶と通じる風味があります。

近年では今年が特に『春茶』は春茶らしい緑味でしたし、『夏茶』は夏茶の特徴を良く出した強い味わいで、ダージリンティーの当たり年の様です。
秋茶の収穫も始まっています。楽しみです。

アッサムティーも夏茶の特徴が強く出ていますので、茶量を少なくしてお召し上がり下さい。