阿部耕也の紅茶日記
2006年を少し振り返って

 定禅寺通りの光のページェントもあたたかい気候に誘われて例年よりも人出が多いような気がします。ピークは12月23日、この日はサンタパレードが行われてティールームも一年で一番賑わう日です。いつもはゆったりとした時が流れるガネッシュティールームですが、この日ばかりはそうはいきません。どうぞこのHPをご覧の皆様にはこの日を避けるか少し早めの時間にお見えになる事をお勧めします。
 さて、もう2006年12月22日・・・この紅茶日記がまるで日記になっていない事はこれを見ていただいている皆様にも私自身も感じています。でも、日々の出来事は私の周囲で着実に積み重ねられている訳です。それをギュウッと押し縮めて濃密になった状態で報告していると思えば、時々の更新でも許してもらえるかなぁ~?と思う次第です。

出張
今年は全国各地を訪ねました。紅茶の引き合いに応じての事もあれば紅茶講座で訪ねる事もありました。富山、金沢、名古屋、大阪、高松、高知、そして広島。何れの地もその場に立つと地域性を強く感じました。特に言葉と食べ物は違っていますね。「日本は思ったより広い」と言うのが私の印象です。

岡山
岡山へは6回も行きました。行ったと言うより『帰って来た』と今では思える程です。1回平均5日程滞在しますので年に30日は岡山に居る計算です。岡山と言っても岡山市丸の内圏内に殆ど居ります。つまり、Tea Room Camellia が私にとっての岡山です。

工事用ブルーシート
ティールームガネッシュ・定禅寺通店は外壁の工事が行われ11月始めから12月16日までまさに『工事真っ最中』の状態でした。足場のパイプが張り巡らされブルーシートで完全に覆われていました。「こんな状態で良くお客様に来ていただけるものです」がスッタフの共通した認識でした。「ようこそ!工事現場へ」とお声掛けしてしまいそうでした。例年なら定禅寺通りのケヤキがはらはらと舞い落ちてきて、木の葉を見ながらぼーっと時の過ぎるのを忘れてしまいそうな時間を過ごす時期なのです。その工事も16日で終わり今は去年と変わりなく大きな窓からひらひらと揺れるライトをご覧いただいています。