阿部耕也の紅茶日記
岡山レポート No.5

送信日時:2002年5月22日 16:42
件名:Re:家族会議
      
N 様

メール読ませていただきました。
ご両親、お姉さま共に極めて普通(当たり前)な対応です。

日本ではその『普通』を周りに求めますし、指導もします。
特別は好まれず、特別は否定されます。
人生が300年くらい、その命を保障されているのであれば、その時、その時で勝手気ままに選択すれば良いのですが、たかだか80年。
それも気も体も充実しているのがわずか30年か40年、となれば話は別です。それも20歳になってやっと選択権、自由権が与えられても、残り40年で老人予備軍です。
何とはかないことでしょう。

私はNさんにお会いしてその『普通』を強く感じました。
ご家族の色、そして空気も・・・。だからといって「希望そして夢を諦めなさい。」とは言えません。

ここで私からの提案です。
短い一生だからこそ思い切った『妥協』をされてみてはいかがですか?
つまり「店を持つことに協力してくれる人と結婚します。」と宣言するのです。
否、やはり、結婚は恋愛の延長線上ですか?
まあ、ひとつの考え方としてです。
店があると人生の保険にもなりますからね。
もっともっと時間をかけてよーく考えてみる事が大切ですね。

株式会社ガネッシュ 阿部耕也

 

『妥協』ですが、私はその時『妥協』ではなく、正直「Nさんには一人でやり通す力が無いだろう」と査定したのでした。
実は、7月8日にNさんは岡山から仙台にいらっしゃいました。
これから8月末までの予定で、紅茶の立て方、ケーキの作り方から始まって、店の経営に必要なあらゆるノウハウの習得の為に研修をされます。