阿部耕也の紅茶日記
2004年新春のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

雪の定禅寺通店

2004年も早一週間が過ぎました。
日本全国穏やかな年明けだったのではないでしょうか。
ガネッシュティールームは2日から営業を開始し、両店ともたくさんのお客様にご来店いただきました。今年はティールームの様子をもう少し詳しく皆様にレポートしたいと思っていたところでしたが、ちょうど良い材料が目の前に出来上がってまいりました。地元のタウン誌で臨時増刊号『仙台まるごとインデックス』((株)プレスアート発行)という本がそれです。
その本の巻頭に私共ガネッシュの定禅寺通店が紹介されています。
「人生で幾度となく過ごす喫茶店でのひととき。そこには人それぞれのストーリーが生まれ、やがて何にもかえがたい思い出へと変わる。たとえば窓から見える定禅寺通りの風景や、穏やかな空気が流れる雰囲気。変わらずにあり続ける店に訪れてよみがえる、それぞれの「あの頃」…。『ガネッシュ』が大切にしているのは、そんな思い出と共に歩んでいきたい、という姿勢。(後略)」
私共が紅茶の新鮮さ美味しさを追求している間に、ティールームではお客様の歴史が織りなされていたことを改めてこのレポートから知る事が出来ました。ありがたいと思う反面、『これを100年続けられるか!』という課題も新たに(誰からとなく)突きつけられた責任を感じます。
紅茶、そしてこのけやき並木と皆様それぞれのストーリーをこれからも大切に守り続けていきたいと思います。