USA FURNITURE

文:ガネッシュ編集部 /写真:SorAsha

ガネッシュの紅茶を楽しめる
全国のお店をご紹介

仙台市中心部、定禅寺通りのケヤキ並木に面する株式会社ガネッシュ直営のガネッシュ・ティールーム。1984年のオープン以来全国の紅茶ファンに愛され、「この一杯」のためにたくさんのお客さまが遠くから足を運んでくださいます。

でもやっぱり遠くてなかなか……そんな方もご安心ください。ガネッシュ新茶の紅茶を楽しめる全国のお店をご紹介します。

今日はいつもとちょっと趣向が違うお店のご紹介です。ティールームでもなければ食品を扱うお店でもありません。

訪れたのは、沖縄県宜野湾市にある『USA FURNITURE』さん。ファーニチャーのお名前の通り、アメリカ・イギリスの輸入家具を扱っているお店です。

店内に所狭しと並ぶのはオーナーの元井さんがアメリカ・イギリスで直接買い付けてきた家具や食器・雑貨類。主にヴィンテージ・アンティークの品々です。

このお店のどこに紅茶が?
探してみると、ほら、ここに。。。

あった!ガネッシュ新茶の紅茶をご存知のみなさまにはおなじみの、あの紅茶缶!
紅茶の名はその名も「USA FURNITURE TEA 紅」、通称「紅(べに)の紅茶」です。

こちらのテーブルでは今にも優雅なお茶会が始まりそう

お手すきのときにはオーナー元井さんが紅茶を淹れてくださいます。

ポットもカップもアンティーク。
優雅な気持ちでカップも紅茶も愛でながらお話をきかせていただきました。

ーー家具屋さんでこんな風にゆっくりお茶をいただけるのはめずらしいですね。

(元井さん(以下同じ))
この場所は先代のオーナー・宮平さんから2017年に譲り受けました。紅茶好きの宮平さんに美味しい紅茶を飲んでもらって、ここを宮平さんにとって心地いい空間にしたいな、というのが始まりなんです。

ーーやさしいきもち……宮平さんさぞお喜びでしょう。元井さんももともと紅茶がお好きだったんですか?

沖縄に移住してくるまで、16年間シンガポールに住んでいました。シンガポールではTWGという紅茶のブランドが人気で…

ーーあ、そのブランド、いまいろんなところに大々的にお店を出していますね。デリーにも大きな店舗をみかけました。

いわゆる香料を使っている紅茶なんです。僕は別に紅茶にこだわりがあったわけではなくて、そういうちょっと流行りのブランドティーや、シンガポールでよく飲まれている甘いコンデンスミルク入りの紅茶をときどき飲むくらいでした。
この場所(USA FURNITURE)さんでガネッシュの社長の耕也さんと知り合い仲良くなってから、たびたびガネッシュの新茶の紅茶を飲ませてもらう機会があって。
50杯くらい飲んでからふと、わかったんです、おいしさが。
それまでは脳みそで「この紅茶はいいものだ」「美味しい紅茶だ」って思っているようなところがあったんですけど、通算50杯を超えたあたりで「あ!おいしい!ほんとにこれはいいぞ!」って。

ーーいわゆる「腑に落ちた」という。

ですね。
家でいいものを飲んでいる食べている人には、このおいしさに気付いてもらえるはず、と思います。

ーー「いいもの」というと?

丁寧に作られているもの、ごまかしていないもの、です。
ガネッシュの紅茶に出会うまでは、紅茶は砂糖を入れて飲むものだと思っていました。でも僕は新茶の紅茶には砂糖を入れない。要らない、合わない、と思うんです。ごまかしていない本物だから、そのものの味を楽しみたい、というか。

この間、イギリスに旅行に行かれたお客さまが、「ここで紅茶を飲んでからイギリスに行ったから、イギリスの紅茶に期待して、ホテルのティーラウンジをいくつか試してみたんだ。でもイギリスではこんな美味しい紅茶はなかなか飲めないんだってことがわかったよ!」と報告にきてくれました。
紅茶といえばイギリス、みたいなイメージもあると思いますが、この紅茶はイギリスにも決して負けていないぞ、と確信できてうれしかったです。

元井さんの淹れた紅茶をいただきながらじっくり商品をご覧になるお客さま。

 

ーーUSA FURNITUREさんのオリジナル紅茶、「紅(べに)」の名前はお嬢様の紅(べに)ちゃんからとられたんですね。

新茶の紅茶を知るまで、紅には紅茶を飲ませたことがありませんでした。紅茶に限らず、体に良くないものはなるべく避ける方針で育てているからです。
でも、新茶の紅茶は子どもの身体にもいいという確信が持てた。紅に飲ませたら、砂糖も入っていないのに、案の定気に入りました。ごくごく飲んでいます。紅は今では自分のことを「スーパーティーテイスターだ」なんて言っていますよ。

USA FURNITUREオリジナル「紅の紅茶」は
JAS認定有機栽培のカモミールとガネッシュオリジナルティースパイスを配合。

 

ーー紅ちゃんのお気に入りの紅茶を教えてもらえますか?

(元井紅さん)
うーん、オレンジも緑もどっちも好き。今日はどっちかなぁ。うーーーん。今日は緑かな。

ーー奥様の元井泉さんはUSA FURNITUREの家具を使った外人住宅、「Riverside Cottage YOMITAN」のオーナーでもあります。泉さん、紅茶はお好きですか?

(元井泉さん)
私はコーヒーが飲めなくて。シンガポール時代には「コーヒーが飲めないから紅茶」という感じでした。あとは中国茶や日本茶ですね。
紅茶はアールグレイを好んで飲んでいました。
新茶の紅茶を初めて飲んだ時に「あーこれが紅茶本来の味なのね!」と思ったのを覚えています。
「普通」に美味しい。普通に美味しいって、なかなかないんですよこれが。ごまかしのない本物、ということだと考えています。
今もたまに香料付きの紅茶を飲む機会はありますが、やっぱりガネッシュの紅茶が美味しい。
紅にも安心して飲ませています。

 

インタビューの途中、偶然にも、元井さんのお話に出てきた宮平さんがお越しくださいました!
みんなそろってお茶会の始まりです。

アンティーク。ヴィンテージ。輸入家具。少し敷居が高いイメージもあります。
元井さんに淹れていただく暖かい紅茶をすすりながら商品を眺めることで、ちょっと浮き足立った気分がほっと落ち着き、ゆったりじっくりお買物を吟味できる気がしました。

家具だけでなく、上の写真でご紹介したティーセット等々、紅茶を楽しむ道具、お茶の時間を素敵に演出してくれる道具もたくさん揃っています。もちろん「紅の紅茶」もご購入いただけます。

紅茶時間をワンランクアップさせてくれる一品を探しに、ぜひUSA FURNITUREさんをお訪ねください。

 

<SHOP DATA>

USA FURNITURE
住所:沖縄県宜野湾市大山6-2-1
電話番号:098-898-0234
営業時間:10:00〜19:00
定休日:水曜日