ダージリンの夜
焼きコーン

文:ガネッシュ編集部 /写真:SorAsha

4月に入りました。首都デリーには毎日うだるような暑さが押し寄せています。
ここダージリンはといえば、未だ夏の声ははるか遠く、夜になれば時には厚手のジャンパーが必要なほど。

ダージリンの街の中心にある広場には、夜になるとコーン屋さんの姿があります。
炭の暖かなオレンジ色の光に誘われるように、地元の人と観光客が入り混じって人だかりを作っています。

このコーンは、現在日本で一般的に食べられているとうもろこしとは品種が違うようです。甘さやジューシーさはありませんが、小さめに並んだ粒をがりりとかじると、炭焼き特有の香ばしさが口に広がります。

この焼きコーンは、ダージリンでもデリーでも一般的に親しまれているヘルシーなおやつです。