阿部耕也の紅茶日記
TeaRoom森のらくだ 工事の様子 その2

森のらくだの工事は順調に進み、にわかに店の形が出来つつありました。店の外の植え込みにはティーポットの形の看板を付けるのですが、それを支える立派な支柱(オーストラリアの鉄道の枕木だそうです!)が取り付けられました。キッチンとトイレのクロスも張られました。これからいよいよ壁の仕上げ、塗り、入り口横の大きなガラスのはめ込み、家具の取り付け、キッチンフードの取り付け…などなどと続くのですが、その間私は仙台へ研修です。どうやら研修中に最もダイナミックに店が立ち上がってくるらしく、それを楽しみに仙台へ旅立ちました。

さて、仙台ではガネッシュを訪れる多くの方々の注文をスタッフの方々が超ハイスピードで整えてゆかれるのをあたふたと手伝いつつ、「これを一人でやるのだ」と身の引き締まる思いでした。「全てをプラスに受け止めて、この大変さすら楽しめるようになってください」という阿部先生の言葉を心に留めながらの毎日でした。
 研修で一番感じたことは、お客様をおもてなししたいというガネッシュの皆様の高い意識でした。そしておもてなし出来る事がとてもうれしいのだ、という気持ちもいっぱい感じられました。この様子を忘れないでいたいと思いました。

「とにかく笑顔で精一杯やること!」との言葉に見送られ、再び大阪に戻った私は、その足で森のらくだへと向かいました。そこには一週間前とはすっかり様変わりした完成間近の我が子がいました。人間ならば臨月という感じです。
「いつの間にこんなに大きくなって…」と我が子のお腹をなで母。(?)程なくイスやソファーが運び込まれ、らくだ模様のランプがぶら下がり、とうとう「森のらくだ」が出来上がりました。お店の一番奥にはお店の由来である「リズミカルな森のらくだ」の絵も掛かり、ようやくお客さまをお迎えできる空間が出来上がりました。

 そして無事3月5日にオープン出来ました。
今は日々お客さまにご満足いただけるよう考えながら忙しく過ごしている毎日です。また落ち着きましたら店内の様子などをレポートいたします。
それから営業時間は当初午前9時から夜9時まで、第二、第四日曜の休みと計画しスタートしましたが、午前11時から夜9時までとし、日曜はお休みさせていただきます。ただし日曜も開いている日がありますので、遠方からおいでのお客様はお電話でご確認いただければ幸いです。

電話:06-6946-7080