阿部耕也の紅茶日記
Tea Room Camellia 新聞 

10月11日オープンから、もう直ぐ1ヶ月が過ぎようとしています。
あっという間の出来事のような感じで、
日々が一つ一つアルバムのように記憶に綴られています。
毎日Camelliaでお客様をお迎えし、
お茶やケーキ、カレーをお出しする・・・、
当たり前でありますが、
GANESHに居させていただいていた時と同じように、
「あぁ幸せだなぁ」と実感しています。

猛威を振るった台風23号の日、
2階のポット看板がグラグラと揺れ落ちそうな時、
お世話になったテクノ技研さん(内外装をしてくださった会社)が
物凄い嵐の中、
ゴミ袋のカッパ(お手製です!)を着て、
ポット看板を外して下さり、
もう、お客様はお見えにならないだろうななんて思っていた時、
お向かいの県立図書館の女性の方がお越しくださいました。
びしょ濡れになりながらもお立ちよりいただけた事、
例え雨宿りとしても、嬉しいお客様となりました。
その方が、後日また別のお友達をお連れ下さり、
楽しいおしゃべりに花を咲かしていらっしゃいました。
また別のある日・・・、
お昼ご飯が本日分終了した時、
お若い女性お2人がCamelliaのドアを開けてくださいました。
終了したことをお伝えすると、
残念そうにティールームをあとにされました。
そして、お茶の時間、再び彼女たちの姿が。
「お茶とケーキを食べに来ました。」とお声をかけてくださり、
私自身がじ~んときてしまいました。

本当に、毎日が新聞のように出来事がいっぱいで、
色々な思いを感じさせていただき、
私のCamelliaでの動力の源となっています。
お一人お一人の大切な時間を、
Tea Room Camelliaでお過ごしいただく、
この日この時を大事にしていきたいと思う日々であります。

Tea Room Camellia  安倉敬恵