阿部耕也の紅茶日記
『小さな喫茶店を開こうよ』 その5

脱サラで開業をお考えですか?それともリストラ・・・。
「脱サラとリストラではかなり違う!」「否、全く違わない!」そのどちらの見方をする必要もないと思います。しいていえば望んで進むのか、お尻に火がついたからなのかの差ですね。つまり前へ進むことに変わりは無いわけです。それよりも最も大きな違いは組織から離れるという点です。初めてだとこれがなかなか怖いものです。怖いから想像がふくらんでますます怖くなるのです。だから雷に打たれてビューンと前進する日をついつい待ってしまうのです。契約してしまったら後戻りは出来ませんから、いよいよ開業する事になるのです。                           時間にも予定にも縛られない独立、開業ではありますが営業する曜日や時間を決めたりしなくてはならないのですから、これって何か不思議ですね。『気まぐれな開店』『成り行きまかせの閉店』ってことではダメでしょうか?
この私なら?私は決めてきちんと守りますよ。
『街道を行き来する旅人が峠の茶屋で一息入れています。「ふぅ。どれ日が落ちる前に宿場まで・・。」この峠の茶屋が閉じていたら・・・。』   これが私的な考えの始まりです。    つづく