阿部耕也の紅茶日記
はじめまして 6/1

 2000年も早くも5ヶ月が過ぎてしまいました。2000年と言えばティールームのメニューに2000年バージョンを加えたことから始まりました。。只今人気絶大です。ダージリンとアッサム、たった2種類の紅茶から30を越えるメニューが作り出されているのです。そして、今日からこの紅茶日記をスタートさせます。随分前から構想を持っていたのですがなかなかきっかけが掴めずにおりました。今日をその記念すべき第一日目としたいと思います。ここでは紅茶に限らず、私が思うままのことを思うがままにお話しさせていただきたいと考えております。どうぞお楽しみに。


 さて、本日私は宮城生協主催のセミナーで講師を務めてまいりました。会場は仙台市泉区にある宮城生協文化会館でコンクリート打ちはなしの大変モダンな建物で施設もとても充実しております。私はここで3年前から講師をしており、担当している講座は、紅茶セミナー『紅茶への誘い』と哲学セミナー『私だけの哲学地図作製』の2講座です。1講座4回ずつで春と秋の年2回担当しております。紅茶と哲学。その結びつきは???と思われる方もたくさんいらっしゃると思いますが、私がインドで紅茶修行をしていた時代に『生きるということ』について学び考えたことを皆さんにお伝えしています。そしてそのきっかけを与えてくれたのはテンジン・シェルパ・ノルゲ氏で、英国の登山家エドモンド・ヒラリーと共に世界最高峰エベレストの初登頂に成功したその人でした。これからだんだんに私と紅茶の出会い、テンジンとのこと、インドのこと、哲学講座について話していきたいと思います。