西表島から新しいティールームがスタートです

日本の領土南西部、沖縄から更に遠く、沖の向こうに台湾が見える西表島に来春『紅茶の店花ずみ(仮称)』が誕生します。
花ずみとは、草木染めのこと。女性が男性に愛を告白する時に手ぬぐいを染めてプレゼントしたと言う唄に由来している店名です。

那覇市内で30年間、花ずみの名前で沖縄料理を提供していたお店がありました。
オーナーであり、お店に立って営んで来られた新(あら)あや子さんが、新茶の紅茶に出会ったのが3年前。その後、気持ちの発酵が進み2年程前に仙台に来られガネッシュ・ティールーム定禅寺通店と本社業務部を訪ねられました。
今年、那覇のお店をご親戚にバトンタッチして、15歳まで過ごした生まれ故郷の西表島に帰ることを決められました。そして、新茶の紅茶と沖縄料理のティーハウスを2019年新春に開かれることになりました。

わたくしあべは、その準備とサポートに西表島へやって来ました。
では、この先は写真で日本にある桃源郷、あるいは手付かずのジェラシックパークとも呼べる西表島をご覧ください。

新さんです。
ご実家の近くにある南風見田の浜でのツーショット、隣はわたくしあべ。
この後の写真は新さんのご自宅の近所の風景です。お家は西表島大原港から歩いて5分です。

南風見田(はえみだ)の浜

マングローブの後良川(しいらがわ)

ご自宅をこれからお店に改装します。風速50メートル超えでもビクともしない丈夫な造りです。

ガジュマルの大木。

西表島が日本にいっぱいある他の島とあきらかに違うのは、小鳥のさえずりが囀りではなく、子供の怪獣(実際には聴いたことありませんが)の様な凄まじい泣き声なのです。
11月のこの時期に蝉もガンガン鳴いてます。
滞在中、蝉の声とは気付かない程の強烈で新鮮なダミ声でした。

イダの浜で浜茶

この浜は、お家からは遠いです。船浮という渡し船でしか行けないビーチです。
新さんはガイドブックには出ていないディープな西表島をいっぱい知っています。今後オープン後に、この記事を見てティーハウスへいらっしゃる新茶の紅茶ファンに、日本の秘境西表島を続けて紹介していただけることをお約束いただけました。
是非オープンをお楽しみにお待ちください。