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     紅茶日記



温暖化温暖化、と言われて久しい昨今、世界全土が例年に無い寒さとなった今年の冬、皆様いかがお過ごしになりましたでしょうか。私は寒さに弱い体質が災いして、冬の間中風邪の気配と戦う冬となってしまいました(苦笑)。
さて、そんな中、冬が無いと言われる南インドへと旅立つ事となりました。目的は勿論茶園の様子を見に行く事。また、我が社としても初のニルギリ滞在になるため、今回は色々な情報を得て帰って来る必要がある……のですが、私の心は「この寒い日本から……脱出できる!」という気持ちで一杯でした。眠そうですが満面の笑みです(笑)。
さて、そんな期待を胸に久しぶりの成田空港へ。




     移動用モノレールからのシンガポールの町並み。

この様子だけで一度シンガポールにも行ってみたくなってしまいました!


       真夜中のコーチン空港前。

今回は直行便が無いため、シンガポールを経由しての旅になりました。
しかし、いかに世界的に寒いとはいえそこは東南アジア。窓から見える見事な熱帯の景色と暖房とは違うナチュラルな熱気に、日本の寒さに慣れきった身は早くも混乱気味です。
さて、ここでシンガポール観光、と行きたい所でしたが残念ながらトランジットのみ、今回はお預け。
そのままシンガポールエアラインの子会社に当たるシルクエアの飛行機で一路コーチン空港へ。
総計12時間のフライト+3時間のトランジット。15時間の長旅となりました。
ということで、日本を朝出たはずなのに現地は真夜中。
『あれ……インドって日本より時間遅くして良かったはずだよな−……』
などと思いつつデリー、コルカタと同じ国内とは思えないほど異なる南国風景が広がるコーチン市内を眺めながら久しぶりのインドの初日は過ぎて行きました。
ホテルに着いてからの記憶はほぼ無く、部屋に入ると同時にバッタリ!目を覚ました時には部屋にはうっすらと朝日が差し込んでいました。そのまま窓の方に行って外を眺めてみる……と



この美しいリゾート風景。
到着日には気が付きませんでしたが、コーチンは海沿いの美しいリゾート都市でした。

さて、とはいえ目的は茶園視察。
早速目的のニルギリ地域へと移動します。
まずはコーチンから150キロ程離れたイドゥッキ地方へと移動。そこに広がっていたのは



ダージリンに勝るとも劣らない茶園風景でした。
しかも2月にも関わらずこんなに青々とした茶園が広がっている姿は壮観の一言です。
ただ、南に位置している事もあって朝から暑い!本当に今が2月なのかというくらいの暑さです。
早速目的地のLockhart Tea Factoryへ。
この茶園では374haもの広大な土地で茶を栽培しています。



どうでしょう、この広大な風景。そしてこの強い強い日差しを浴びて青々と育った茶の葉。



ニルギリで栽培されているお茶の木はほぼ全てアッサム種です。


       案内をして頂いたマネージャーと。

マネージャーに連れられて茶園散策です。


       はさみで摘み取りをする茶園風景。

日差しが強いので紫外線対策で頭には帽子、腕は長袖と結構な重装備です。
そして実際には、確かに半袖よりも薄い長袖の方が涼しく感じるんですよね。



摘み取り用のはさみを見せて頂きました。切り取ると自動的に袋に入るシステムです。

まずニルギリの茶園の多くがダージリンと異なっているのは手摘みでは無く、右の写真にあるような袋付きのはさみを使った摘み取りをする点です。(摘み取りは高さを決めての1芯3葉摘み)これで一人辺り手摘みの2倍+α程度の収穫量が期待できます。(手摘み約20kg/日 はさみ摘み45kg/日)また、茶樹の高さも植え方も綺麗に揃えられていて、摘み取り場所の近くには必ずトラックが通るメイン道路が接続されているなど、かなり管理された形での茶園経営が成されているという印象でした。

また、雨期と乾期がはっきりと分かれており、2月は乾期に当たるため、1日中雨はなくカラカラに乾いた風が茶園を通り抜けていきます。これも1日の中で必ず霧か雨が降るダージリンとの大きな違いです。逆に高度や斜面での茶園経営、元々が避暑地としての開発から始まっている事などの条件はダージリンと似ており、非常に興味深い様子が見られます。


       摘み取った(切り取った)茶葉を運んでいる様子。


       重量計測装置。

これで茶葉の重さを現場で計測した後にトラックに積み込まれる=茶摘みの人が茶園内の工場まで運ぶ必要が無い最新機器とのこと。



このように日差しが強いため、平地の茶園で見られるようなシェイドツリーが茶樹の合間に均等に植えられています。
(2月なのに昼間は30℃を越えそうなくらいの熱気です)

ニルギリ報告まだまだ続きます。

                       YUHO ABE記


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