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   阿部耕也の紅茶日記




私の動き

この紅茶日記をお読みいただいている方から寄せられるお言葉は決まって「更新が遅〜い!」というものです。おっしゃる通り!とても日記とは呼べないのは当の私が承知しています。平にお許しを。
さて、そんな中1通のメールが私を救ってくれました。
次に紹介するメールがそうですが、ご本人のご了解を得ましたので実名で、そして一切書き換えずに掲載いたします。
私の動きの中に紅茶だけでなく『哲学』という言葉も出てまいりますがこれについては後々お話しさせていただきます。


『私にとっての紅茶と哲学』

7月6日、7日と仙台のガネッシュ本社にてスーパーバイザーの講座を受講させていただきました。せっかくの貴重な体験なので拙い文章ながらレポートさせていただこうと思います。
 「私にとっての紅茶と哲学」という表題でお伝えするためには私という人物のある程度の情報があったほうが読む側としては分かりやすいと思いますので、少し自己紹介いたします。私は岡山県在住で、県内企業で管理栄養士として仕事をしています。現在シングルで二人の子供を育てています。32才、という年齢も私としては節目と感じていて、これからどんな生き方をしようか模索中です。
 そんな日常で、岡山のTea Room Camelliaになんとなくお茶を飲みに入ったのが平成19年3月下旬のことでした。そのお店の空気感と店主の方の、なんともいえない上品な感じが妙に居心地よく、紅茶の知識がほとんどなかった私は「何がこの空気を作っているのだろう?」と気になり、テーブルにおいてあった冊子を手にとりました。それが、阿部先生(ガネッシュ社長)との出会いのきっかけでした。2冊あるうちの、1冊はお店のメニュー紹介でもう1冊は阿部先生(私にとっては人生哲学の師匠なので、先生とお呼びしています。)の哲学に関する冊子でした。直筆で書かれた、深い哲学観の世界に引き込まれ、「アヒルの哲学倶楽部」の予約をしました。

 「アヒルの哲学倶楽部」は、阿部先生が講師となり現在、仙台、東京、岡山、広島で開催されています。岡山ではお店で開催を告知していますが、その他の場所では希望する方が何人か集まって先生をお呼びしたり、メンバーがだいたい決まっている所もあるようです。内容は、一言では説明できませんが私の言葉で言うと「日々、難しいと感じている人間関係や仕事に関わることの、もつれた糸をほどく手がかり」といった感じです。個人的な事になりますが、私は深く考える、ということを敢えて避けていた部分があり(考えると辛くなるし、前に進めなくなると思い込んでいました。)考えないことによって、未知の部分ができ、それが余計にモヤモヤの原因になっていることに、哲学倶楽部の初回で気がついたのでした。それ以後、違和感を感じることについてどんどん恐れずに突き詰めて考えるようになりました。なぜ?なぜそう感じる?と掘り下げていくと、自分の価値観やそのルーツまで輪郭がはっきりしてきます。すると、すべての事が今の自分に必要なことと認識でき、同時にそれは自分を慈しむことにつながっていきました。哲学の話は、文章で伝えると膨大な量になるのでこの辺りで区切りますが、この哲学観が(株)ガネッシュの在り方なのだと思います。「中身を正しく把握し、正しく表示する」ことは、哲学の裏付けがあってこそ出来ることだと思います。ガネッシュのHPをご覧になられた方には周知の事実ですが、ガネッシュの紅茶は食品として消費者に渡るまでが実に正当な方法をとられています。食品を扱うメーカーとして、私は自分の仕事に照らし合わせることがあります。国の規定を満たしていれば正規品として販売することはできますが、食品として世に出すからには徹底した品質保証をする、という「あたりまえ」を世界中の食品メーカーのうち、どれ位が実践されているでしょうか。スーパーバイザー講座を受講した際に輸入に関する書類も見せていただきましたが、いつどんな時でも自社の商品を正しく証明できることは、本当に誇り高い仕事だと感じました。
 この一連の仕事は、阿部先生の哲学が作っているものに他ならないと思います。

 さて、今回の仙台滞在で特筆すべきは、何と言っても夏茶のテイスティング体験です。インド政府公認紅茶オークションの貴重なサンプルを使用して、7月7日に私がテイスティングさせていただいたのは、ダージリン14種類です
3月から毎日飲んでいるガネッシュのダージリンは、秋茶しか味も香りも知らない私は、夏茶の独特の香りにまず驚きました。テイスティング準備で茶葉にお湯を注いでいる段階から、秋茶とはまるでちがう香りが漂っていたのです。蒸らした後カップに一つずつ置いて注ぎ、熱いうちに出し殻の香りを愉しみます。一つ一つが微妙にあるいは全く違う香りやイメージで、同じ時期に収穫された茶葉なのに様々な表情があることを体感しました。良い悪いではなく、それぞれの茶葉の特徴を愉しんで、その中でも自分が(いいなあ)、と感じるものを選別しました。その後、抽出した紅茶液を飲んで、香りと味の両方が気に入ったものをいくつかチェックして、テイスティングは終了しました。テイスティングとは、テストではなく、違いを愉しむものなんだなあ、と感じました。
 7月18日から発売される春茶の、その次に(たぶん11月くらい)発売される夏茶の農園名が今から楽しみです。発売直前の春茶ダージリンリーフティーとアッサムフラワーティーを一足お先にいただいて、私の興奮は最高潮でした。


 「私にとっての紅茶と哲学」とは、今この日常にとけ込んだものです。日常と離れた特別なものではなく、日々の暮らしのなかで心と体にフィットして物事を考えるとき思考のベースとなるものです。とはいえ、まだまだアヒルちゃんである私(アヒルは、生まれて初めて見た動くものを母親と認識しますね。同様に、既存の価値観だけにしばられている状態をアヒルちゃんと言っています。)は、なかなかその状態を抜け出せず、もがいたりしているのですが、これもまた必要な過程だと思っています。そういう時、常に手元においているのが阿部先生から伝えてもらっている哲学であり、その哲学に裏付けされた紅茶です。
 
仙台に2店舗あるガネッシュティールームは、どちらも気持ちの行き届いた素敵なお店です。仙台滞在中、一番町店に1回、定禅寺通店には3回も行ってその空気を堪能しました。スタッフの皆さん、ありがとうございました。
阿部先生のご家族にもお会いさせていただき、初対面とは思えない深い心でお話させていただけたことに、心から感謝いたします。
 仙台の哲学倶楽部にご一緒させていただいた方々にも、機会があればぜひまたお会いしたいです。愉しい時間を共有できたこと、本当に嬉しく思います。

 7月8日、新幹線で約6時間かけて岡山まで帰りました。岡山からほとんど出たことのない私にとって、一人で新幹線に乗って仙台まで行けたこと自体、大冒険の週末でした。その上、こんなに充実して自分について新発見のある旅は、経験のないことです。興奮も醒めやらぬまま岡山につくと、足は自然に
Tea Room Camelliaに向かいました。座り慣れた席につき、憧れの店主である安倉さんに報告をして、ここのところ毎日食べているカレーをいただきました。岡山での哲学倶楽部で友達になった方も来てくれて、仙台での話しを聞いてもらいました。
 私にとっての紅茶と哲学の日々は、これからもずっと続くと確信しています。何よりそれが、私にとっての愉しい日常だからです。mixiで管理しているコミュニティでも、この度の経験は報告しようと思います。〜「新茶の紅茶」と心の地図作り〜というコミュニティです。そこでは、ガネッシュや紅茶、哲学についてよく知らない方もいらっしゃるので、もう少しざっくばらんな雰囲気を出しています。興味を持っていただいた方はどうぞ覗いてみてください。

 最後になりましたが、風邪のためハスキーを通り越してウィスパーボイスでご指導いただきました阿部先生、この仙台での経験は私の人生の糧であり宝物です。本当にありがとうございます。
 哲学倶楽部や紅茶講座で考えた事は、回数を重ねるごとに成長できるよう毎日の思考の中で生かしていきたいと思います。

 以上、ガネッシュファンの一人であり大冒険をしたアヒルちゃんこと森岡あゆみのレポートでした。




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